知っておきたい性病の種類と予防

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知っておきたい性病の種類と予防

男女の関係に性病のリスクはつきものです。
女性にできることは病気への理解と、できる限りの対策をすることだと思います。
ここでは、多くのセラピストさんが毎月検査している性病を紹介します。

HIV

エイズのことです。HIVウイルスに感染することによって免疫力が低下し、感染症やがんにかかりやすくなったりする病気です。血液や体液を介して感染し、発熱・喉の痛みなど風のような症状が現れることがあります。薬物療法でウイルス量をコントロールしてエイズの発症を防ぎます。エイズを発症した場合は、かかった病気に応じた治療が開始されます。

梅毒(ばいどく)

梅毒トレポネーマと呼ばれる細菌に感染することによって引き起こされる病気です。感染した場所(性器、肛門、口など)に、できもの、しこり、ただれなどができます。早期の適切な抗菌薬治療で完治が可能です。

淋病(りんびょう)

淋菌(りんきん)という細菌が引き起こす感染症です。女性には症状が現れないことが多いため、病気に気付かないことがあります。症状がある場合はおりものが増える、おりものの色が膿のような黄緑色になる、不正出血、などがあります。抗菌薬による薬物療法が行われます。

トリコモナス

大きさ0.1㎜くらいの原虫に感染して膣や膀胱に炎症が起こります。強い悪臭がする白色から黄色の泡状のおりものが大量に出てきます。陰部がかゆくなったり痛くなったりします。抗原虫薬の服用による治療になります。

カンジダ

カンジダ属の真菌というカビの一種によって起こる性器の感染症です。性器周辺のかゆみや発疹、白っぽいおりものなどが見られます。排尿時や性交時に痛みが出たりします。膣錠または抗真菌薬の内服や軟膏による治療になります。

クラミジア

日本では全ての性病のなかで最も多い感染症です。軽いかゆみや痛み、膿がでるなどの不快感や違和感がありますがまったく症状が出ない人もいます。クラミジアの感染を放置すると骨盤内炎症疾患などをおこし不妊の原因となります。

咽頭淋菌・咽頭クラミジア

のどの痛み、腫れ、咳、発熱といった風邪の症状が出ます。のどの見た目に明らかな変化はありません。症状があまり出ないため、気づかない人が多く、気づかないままに症状が悪化したり他の人にうつしてしまったりということが起こります。放置、悪化すると咽頭炎や扁桃腺炎といった病気を発症します。

予防方法

  • 陰部を清潔に保ちなるべく乾燥した状態を保つことが重要です。通気性の良い綿素材の下着を履くのも良いです
  • 接触感染を避けるためにコンドームをつけることは大事です
  • 陰部を洗いすぎてしまうことで膣内の環境を保つ働きをする常在菌も洗い流してしまうことがあります
  • 症状があればかかりつけの医師に相談し、薬を飲んで確実に治しましょう

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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